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新築請負工事が堅調に推移し、増収/三井ホーム11年3月期第3四半期決算

 三井ホーム(株)は3日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,380億2,200万円(前年同期比7.5%増)、営業損失32億1,800万円(前年同期:営業損失45億5,200万円)、経常損失32億7,100万円(同:経常損失45億7,500万円)、当期純損失26億7,100万円(同:当期純損失37億6,700万円)となった。

 当期は、都市部における建替え需要への対応力を強化した商品を発売したほか、非住宅用途建築物の受注促進を図るとともに、ストック事業の推進やコスト改善による収益力向上に努めた。

 主力の新築事業は、建築請負工事が堅調に推移し、売上高976億3,100万円(前年同期比7.7%増)、営業損失23億1,400万円(前年同期:営業損失37億7,700万円)。リフォーム・リニューアル事業は、住宅リフォーム工事が増収となったものの、事業拡大に向けた経費の増加などで売上高217億4,700万円(同4.2%増)、営業利益3億3,200万円(同▲29.3%)と増収減益だった。

 なお、通期の連結売上高は2,220億円、営業利益42億円、経常利益43億円、当期純利益16億円を見込んでいる。


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