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マンション売上計上戸数減で営業赤字に/すてきナイスG11年3月期第3四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は4日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,638億6,500万円(前年同期比3.1%増)、営業損失1億5,000万円(前年同期:営業利益3億6,100万円)、経常損失10億6,000万円(同:経常損失6億5,700万円)、当期純損失16億6,600万円(同:当期純損失13億3,700万円)。マンション売上計上が第4四半期に集中、売上原価の上昇もあり、営業赤字に。

 主力の住宅資材事業は、長期優良住宅の普及、太陽光発電の拡大、住宅の耐震化などへ積極的に対応。売上高は1,229億9,100万円(前年同期比7.2%増)、営業利益11億1,900万円(同74.5%増)の増収増益となった。 

 不動産事業は、マンションの売上計上戸数が485戸(同▲41.4%)と大幅減。売上高は195億9,600万円(同▲21.9%)となった。一戸建住宅部門では、長期優良住宅「パワーホーム」を本格導入し、売上計上戸数が132戸(同53.5%増)と伸長。売上高は45億4,800万円(同39.1%増)を確保。事業全体では、売上高は351億3,000万円(同▲8.9%)、営業利益7,200万円(同▲93.7%)にとどまった。

 なお、通期では連結売上高2,400億円、営業利益28億円、経常利益15億円、当期純利益7億円を見込んでいる。


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