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たな卸資産評価損計上等により、11年3月期業績予想を下方修正/サンウッド

 (株)サンウッドは4日、2011年3月期第3四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)は、売上高123億2,900万円(前年同期比61.5%増)、営業利益12億1,100万円(前年同期:営業利益8,800万円)、経常利益10億3,400万円(同:経常損失8,700万円)、当期純利益6億600万円(同:当期純損失1億1,300万円)。

 主力の不動産販売事業では、販売方針の変更等により、東京都中央区の事業用地と、「鳥居坂プロジェクト」(東京都港区)を売却。売上高は121億9,200万円となった。その他、リフォーム事業の売上げや、不動産販売に係る仲介手数料および賃貸収入等で1億3,600万円を計上した。

 なお、当期にたな卸資産評価損を売上原価に計上したため、11年3月期業績予想を営業利益10億3,000万円(前回発表比▲10.4%)、経常利益7億8,000万円(同▲8.2%)に下方修正。当期純利益については、繰延税金資産の取崩しにより法人税等調整額が増加し、3億6,000万円(同▲28.0%)とした。なお、売上高については、変更なしの132億円を見込む。


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