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分譲マンション契約進捗率88.2%/THEグローバル社11年6月期第2四半期決算

 THEグローバル社は4日、2011年6月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年7月1日~12月31日)の連結売上高は29億3,600万円、営業損失1億1,900万円、経常損失2億7,000万円、当期純損失1億8,000万円となった。なお、当期が第1期のため前期および前年同四半期実績はない。

 マンション分譲事業では、「ウィルローズ瑞江ブライズ」の引渡しを行なうとともに、下期以降に集中する引渡し予定物件の販売に注力。また、当連結会計年度分の仕入れは完了し、同事業の本年度中引渡し予定287戸に対して、契約済戸数は253戸(契約進捗率88.2%)と順調に推移している。

 戸建分譲事業では、所沢エリアを中心に事業規模を拡大。完全自社施工による3,000万円台を中心とした供給価格帯とすることで市場に対応したほか、建物完成と物件引渡しを同時に行なう販売管理体制により完成在庫の削減に努めた。同事業の当会計年度分の仕入れは完了し、本年度中引渡し予定110戸に対して契約済戸数は59戸(契約進捗率53.6%)となっている。

 なお、通期の連結売上高は165億9,200万円、営業利益14億円、経常利益11億300万円、当期純利益6億3,400万円を見込んでいる。


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