(株)センチュリー21・ジャパンは8日、全国加盟店経営者および従業員が一同に会する年次総会「JAPAN CONVENTION 2011」を「ザ・プリンスパークタワー東京」(東京都港区)で開催。2010年成績優秀者の表彰および11年グループ方針を発表した。
同社は「ブランドの向上」、「ITの充実」、「組織の活用」の3つを戦略の柱に掲げてから3年が経過した。
代表取締役の三津川一成氏は、各諸施策が奏功し、2010年は前年比で手数料収入が107.5%となり、56.0%の加盟店が前年比で成績アップしたこと、本部ウェブサイトが月間300万アクセス、反響8,000件が獲得できるサイトに成長したことなどに触れたうえで、「反響からの平均契約率は売買8%、賃貸25%だった。集客はすでに足りていると考えられるが、集客の質を高め、成約率を高める必要性がある」とコメント。具体的に、営業スタッフにはマナーやスピード、熱意、顧客の頭の中にあることを整理できる会話力が求められること、また、管理者の徹底したフォローが必要とし、さらに店もスタッフも目標を定めてめざすこと、基本を徹底することの重要性等について確認した。
同社では11年も引き続き同じ目標を掲げる方針。