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1月のオフィスビル空室率、東京・大阪ともやや上昇/三鬼商事

 三鬼商事(株)は10日、2011年1月末時点のオフィスビル市況について発表した。

 東京ビジネス地区の平均空室率は9.04%(前月比0.13ポイント上昇)。新築・既存ビルともに募集面積が増加したことが要因となっている。大型既存ビルについては、借換え移転に伴う解約予告などが相次ぎ、空室面積が増加した。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は12.02%(同0.14ポイント上昇)。梅田地区や淀屋橋・本町地区で大型募集が相次いで開始されたことや、船場地区でも統合に伴う大型解約の動きが見られたため、募集面積が増加した。


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