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リプランニング事業振るわず、業績予想を下方修正/サンフロンティア不動産11年3月期第3四半期決算

 サンフロンティア不動産(株)は9日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)は、連結売上高29億9,700万円(前年同期比▲67.2%)、営業利益4億9,100万円(前年同期:営業損失36億5,800万円)、経常利益4億200万円(同:経常損失39億4,400万円)、当期純利益2億3,000万円(同:当期純損失39億2,400万円)。

 不動産再生事業では、物件の仕入れ活動および販売活動に注力。短期プロジェクト型の物件を中心に9棟を購入したほか、早期高稼働再生に取り組み4棟を売却した。その結果、売上高17億1,900万円、セグメント利益6億5,800万円を計上した。

 仲介事業では、賃貸仲介事業において仲介営業力の強化に注力する一方、フィー収入の増強に努め、売上高6億8,000万円、セグメント利益5億9,200万円となった。

 なお、不動産再生事業内のリプランニング事業において、事業用不動産物件の仕入れ規模・件数ともに期初の計画を下回ったため、通期業績予想を下方修正した。修正後の連結売上高は41億5,000万円(前回発表比▲54.9%)、営業利益は5億8,000万円(同▲32.6%)、経常利益は4億1,000万円(同▲43.1%)、当期純利益は3億5,000万円(同▲50.0%)。


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