不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

1月の首都圏マンション、供給2ケタ減も契約率は3ポイントアップの73%/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は15日、1月の首都圏マンション市場動向を発表した。
 
 同月の首都圏マンション発売戸数は1,372戸(前年同月比▲13.5%)と2ケタ減に。大手ディベロッパーの供給が一息ついたため。

 一方、発売戸数に対する契約戸数は1,005戸で、月間契約率は73.3%(同3.0ポイントアップ)。1戸当たりの価格は4,238万円(同2.4%増)、1平方メートル当たり単価は60万4,000円(▲0.2%)。また、販売在庫数は5,116戸で、前月末比484戸減と大幅に減少した。

 即日完売物件は「パークホームズ日本橋浜町二丁目ローレルアイ2期1次」(東京都中央区、8戸、平均価格3,714万円、平均倍率1.1倍、最高倍率2倍)など、9物件205戸。20階以上の超高層物件は8物件128戸、契約率89.8%となった。

 なお、2月の発売戸数は3,300戸の見込み。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら