MIDリート投資法人(MID)は15日、2010年12月期決算を発表した。
当期(10年7月1日~12月31日)の運用状況は、営業収益58億7,900万円(前期比▲2.2%)、営業利益21億5,600万円(同▲10.6%)、経常利益13億7,500万円(同▲9.5%)、当期純利益13億8,300万円(同▲8.9%)、1口当たり分配金は7,532円となった。
当期は不動産等の取得や譲渡を行なわず、12物件を運用。プロパティマネジメント業務の委託先であるMIDプロパティマネジメント(株)を活用し、稼働率の維持向上をめざすとともに、柔軟な賃料の見直しなども実施したほか、スポンサーであるMID都市開発(株)の主要株主である関西電力(株)との協働でライフサイクルコストの低減に向けた取組みなども行なった。これらの結果、保有物件全体における当期末時点の稼働率は97.1%(前期末比▲0.3ポイント)となった。
次期は、営業収益57億7,000万円、営業利益20億8,000万円、経常利益13億3,200万円、当期純利益13億3,000万円を見込んでいる。