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オフィスビル「SSJ品川ビル」が竣工。満室稼働へ/三菱地所、芝浦シヤリング

「SSJ品川ビル」外観。ガラスカーテンウォールを採用

 (株)三菱地所と芝浦シヤリング(株)は24日、これまで芝浦シヤリングが建替事業を進めてきたオフィスビル「SSJ品川ビル」(東京都港区)が25日に竣工すると発表した。同事業は、三菱地所が事業企画およびテナントリーシングを行なったほか、(株)三菱地所設計が設計管理を担当するなど、三菱地所グループが全面的にプロジェクト支援を行なったもの。

 「芝浦シヤリングビル」の建替事業である同物件は、JR「品川」駅徒歩4分に立地。芝浦シヤリングのフラッグシップビルとなる。建物は地上18階地下2階塔屋1階の鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)。敷地面積は3,711.61平方メートル、延床面積は2万9,942.98平方メートル、貸付有効面積は約1万7,500平方メートル。

 基準階は、天井高2.8m、南北約54mの無柱空間で、100mmのOAフロア設置、Low-Eガラスとエアーバリアファンを実装する。また、自動調光設備による省エネルギー化を図るなど環境配慮も行なっている。

 なお、オフィステナントは(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントが、物販テナントは(株)セブン-イレブン・ジャパンが入居、満室での稼働となる。


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