不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「まもりすまい既存住宅保険」個人売主型の販売を開始。すべての中古住宅売買が保険の対象に/住宅保証機構

 (財)住宅保証機構は3月24日より、「まもりすまいリフォーム保険」の改定、および「まもりすまい既存住宅保険(個人売主型)」の受付を開始する。

 「まもりすまいリフォーム保険」については、「基本プラン」「構造・防水プラン」「内装・設備プラン」の3プランを「基本プラン」と「内外装・設備プラン」の2プランに統合。また、請負金額に応じた保険料区分を100万円単位に変更し、料金を平均10%引き下げる。
 併せて、「基礎の新設を伴う増築工事に関する特約」を追加。新築住宅に該当しない基礎の新設を行なう増築工事は、すべて「まもりすまいリフォーム保険」の対象となり、新築住宅と同様の条件で引き受ける。

 「まもりすまい既存住宅保険(個人売主型)」(既存住宅個人間売買瑕疵保証責任保険)は、売買される既存住宅の売主が宅地建物取引業者以外の場合に、第三者の検査機関が販売前に当該住宅の検査を実施、その検査にもとづき買主に対して瑕疵保証を行なう際、その保証責任を補完するための賠償責任保険。すでに販売を開始している保険商品「まもりすまい既存住宅保険(宅建業者型)」と併せ、すべての中古住宅売買が保険の対象となる。なお、同保険の受付開始に伴い、「既存住宅保証制度」の新規受付は終了する。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら