国土交通省は10日、2011年1月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は2兆8,059億円(前年同月比3.2%増)と、2ヵ月連続で増加。うち、元請受注高は1兆8,460億円(同▲1.4%)で5ヵ月連続の減少、下請受注高は9,599億円(同13.3%増)と2ヵ月連続の増加となった。
また、元請受注高のうち、公共機関からの受注高は4,827億円(同▲14.1%)と14ヵ月連続の減少。民間等からは1兆3,633億円(同4.0%増)と2ヵ月連続増加した。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は、4,502億円(同▲15.8%)と2ヵ月連続の減少。うち、国の機関からは1,540億円(同▲26.6%)、地方の機関からは2,962億円(同▲8.9%)だった。
また、民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注額は、2,656億円(同▲10.5%)と3ヵ月連続の減少となった。