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京急「蒲田」駅前の再開発事業者に参画/野村不動産

完成イメージ

 野村不動産(株)は11日、京浜急行線の連続立体交差事業と並行して進められてきた「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合の設立認可を受け、参加組合員として参画すると発表した。

 同事業は、敷地面積約4,000平方メートル、延床面積約3万6,600平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上19階地下1階建て・塔屋1階付の商業(地上1階~3階)、住宅(約290戸、地上4階~19階建て)を含む複合ビル。京急「蒲田」駅からペデストリアンデッキで直結する。
 地区内の細分化した宅地を共同化することによって高度利用を図り、建物を更新し不燃化を促進するとともに、大田区の玄関口および交通の結節点にふさわしい駅前広場やアクセス道路を一体的に整備するもの。駅前商業地として地域の賑わいのさらなる強化、良好な都市型居住環境の創出、市街地の防災上の向上、都市計画道路等の都市基盤施設の強化を一体的に行なうことを目的としている。

 同社は、総合ディベロッパーとして培ったノウハウを活用し、環境との調和あるまちと空間をつくることで、都市の再生や地域の発展に貢献するまちづくりに努めていく。


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