(株)飯田産業は14日、2011年4月期第3四半期決算を発表した。
当期(10年5月1日~11年1月31日)の連結売上高は834億2,800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益は96億4,800万円(同33.8%増)、経常利益は92億3,500万円(同33.8%増)、当期純利益は59億3,100万円(同45.3%増)と増収増益となった。
政府による住宅関連の景気刺激策の後押しがあるなか、同社では用地仕入の厳選、建設単価の抑制および早期販売の徹底を行なうとともに販売費および一般管理費の節減にも努めた。その結果、第3四半期の戸建分譲事業での売上棟数は712棟、同事業売上高は217億9,800万円(前年同四半期比6.4%増)となった。なお、マンション分譲においては引渡対象物件はなかった。
通期の連結売上高は1,346億円、営業利益は150億円、経常利益は143億円、当期純利益は80億円を見込んでいる。