森ヒルズリート投資法人（MHR)は17日、2011年1月期決算を発表した。
当期（10年8月1日～11年1月31日）は、営業収益54億8,300万円（前期比1.8％増）、営業利益29億5,700万円（同10.4％増）、経常利益18億4,000万円（同20.8％増）、当期純利益18億3,900万円（同20.8％増）、1口当たりの分配金7,947円となった。
当期は、ポートフォリオ構築戦略の中核として掲げる「プレミアム物件」に該当する資産として、スポンサーである森ビル（株）から新たに「ラフォーレ原宿（底地）」を取得するとともに、ポートフォリオの利回り向上のため、「虎ノ門35森ビル」「元麻布ヒルズ（42 区画）」を譲渡する物件相互売買を実施した。
当期末における不動産ポートフォリオは、保有物件ベースで11物件、既投資額2,118億9,900万円（取得価格ベース）、総賃貸可能面積9万6,233.88平方メートル、稼働率89.5％となった。
通期は、営業収益52億5,100万円、営業利益30億2,400万円、経常利益18億9,900万円、当期純利益18億9,800万円、1口当たりの分配金8,200円を見込む。