三菱地所リアルエステートサービス(株)は、4月1日付の機構改革を発表した。
同社は、迅速な意思決定の促進と効率向上を目的に、2001年4月に各営業本部に事業運営および収益に関する責任・権限を委譲する営業本部制を採用したが、11年1月の住宅営業本部の三菱地所レジデンスでの統合、不動産サービス事業グループとして藤和不動産流通サービスと営業本部を越えた複数機能による協働が必要になることなどから、担当役員制に移行する。
また、不動産鑑定士業務の独立性を明確にするため、鑑定室を新設する。
流通営業本部においては、流通業務部と流通企画部を統合し流通業務企画部を設置する。また、広報推進室に広告チェックの機能を持たせ、広告推進部とするほか、支店戦略室を支店業務支援の機能を持たせ、支店業務部とする。
賃貸・保険営業本部においては、業務推進室を賃貸業務の戦略機能を持たせ、賃貸業務企画室とする。
大阪支店においては、大阪支店梅田法人営業部を廃止し、大阪支店法人営業部に統合する。また、業務の拡充に対応するため、大阪支店賃貸管理営業室を大阪支店賃貸管理営業部とする。