国土交通省は11日、2011年2月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は3兆2,751億円(前年同月比13.2%増)と、3ヵ月連続で増加。うち、元請受注高は2兆3,258億円(同19.6%増)で6ヵ月ぶりの増加、下請受注高は9,493億円(同0.2%増)と3ヵ月連続の増加となった。
また、元請受注高のうち、公共機関からの受注高は6,864億円(同4.1%増)で、15ヵ月ぶりの増加。民間等からの受注高は1兆6,394億円(同27.6%増)と3ヵ月連続で増加した。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は6,400億円(同9.5%増)で、3ヵ月ぶりの増加。うち、国の機関からは2,848億円(同▲1.2%)、地方の機関からは3,551億円(同19.9%増)だった。
また、民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注額は4,186億円(同47.0%増)で、4ヵ月ぶりの増加となった。