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オフィスワーカー1人当たり床面積、10年ぶりの増加/森トラスト調査

 森トラスト(株)は12日、「オフィスワーカー1人当たり床面積(以下、1人当たり床面積)動向調査2010」結果を発表した。同社所有・運営ビルのテナント企業を対象に、1992年から継続して調査しているもの。270社にアンケートを郵送、有効回答企業数は199社(日本企業125社、外資系企業74社)。

 01年以降、減少・横ばい傾向が続いていた1人当たり床面積(オフィス専用面積/従業員数。会議室、受付など執務スペース以外の部分を含む)は、前年比約15%増の13.8平方メートルとなり、10年ぶりに増加した。

 同社はその要因として、(1)過去1年(09年7月~10年6月)に入居した企業の1人当たり床面積(13.6平方メートル)が、同時期に退去した企業の1人当たり床面積(9.1平方メートル)を大幅に上回った、(2)継続して入居していた企業の1人当たり床面積が13.4平方メートルから13.9平方メートルに増加した、ことなどを挙げている。

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