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名古屋圏の住宅地・既存マンション、8期連続横ばい/三井不販調査

 三井不動産販売(株)は12日、名古屋圏(名古屋市、名古屋市近郊(南東部・北西部)、岐阜県)の住宅地・既存マンション価格動向調査「第10回リハウス・プライスリサーチ」(2011年4月1日時点)を発表した。同調査は四半期ごとの定点調査で、今回は住宅地100ヵ所、既存マンション114ヵ所。

 11年1~3月の四半期変動状況は、住宅地▲0.1%(前回調査時▲0.2%)、既存マンション0.0%(同▲0.3%)と、住宅地および既存マンションともに8期連続で横ばい傾向となった。

 地域別では、住宅地が名古屋市▲0.1%(同0.4%増)、名古屋市近郊北西部▲0.4%(同0.5%増)、同南東部0.2%増(同▲1.2%)、岐阜県▲0.4%(同▲1.9%)と、名古屋市近郊南東部および岐阜県において前回のやや下落から横ばい傾向となった。既存マンションは、名古屋市▲0.1%(同▲0.4%)、名古屋市近郊北西部0.1%増(同▲0.6%)、同南東部0.3%増(同▲0.3%)、岐阜県▲0.7%(同0.6%増)と大きな変動はなく、すべてのエリアで横ばい傾向となった。

 今後の見通しとして同社は、「引き続き横ばい傾向にて推移し、大きな価格変動は見受けられない」としている。


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