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3月の首都圏マンション、発売戸数は前年並み。契約率も70%台を維持/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は14日、3月の首都圏マンション市場動向を発表した。
 
 同月の首都圏マンション発売戸数は3,685戸(前年同月比増減なし、前月比6.3%増)だった。東日本大震災による販売延期・中止などから、前月発表の販売予測(4,200戸)を大きく下回っている。

 一方、発売戸数に対する契約戸数は2,936戸で、月間契約率は79.7%(前年同月比▲3.1ポイント)と、80%台を下回ったものの、70%台後半と高水準を維持した。1戸当たりの価格は4,674万円(同▲7.8%)、1平方メートル当たり単価は65万3,000円(同▲7.9%)。また、販売在庫数は4,716戸で、前月末比9戸減となった。

 即日完売物件は「ライオンズ喜多見ガーデンテラス」(東京都狛江市、44戸、平均価格4,966万円、平均倍率2倍、最高倍率4倍)など、19物件484戸。20階以上の超高層物件は14物件484戸、契約率77.1%。

 なお、4月の発売戸数は2,400戸の見込み。


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