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「赤ちゃん安心お出迎えプラン」の販売を開始/アパグループ

 アパグループは4月16日から、東日本大震災による被災地の妊産婦とその家族を対象とした「赤ちゃん安心お出迎えプラン」を販売している。

 同商品は、富山県産科婦人科学会と提携して行なう、医療サービスと宿泊サービスのパックプラン。被災地で安心して出産できない妊産婦が富山県内の産婦人科施設で出産にかかる医療サービスを受け、アパグループの運営するホテルもしくは賃貸管理物件に滞在するというもの。北陸地方は首都圏よりも出産費用が安価なため、利用者の費用負担も抑えられ、妊産婦が安心して出産できる環境を提供できるとみている。
 基本利用期間は産前1ヵ月間、産後1ヵ月間の計2ヵ月間(60日間)で、利用料金は12万8,000円~(詳細は同社ホームページを参照)。
 
 また、福島原発の事故により首都圏では飲み水に対する放射能汚染の不安も高まっていることから、同社はニーズの拡大を見込んでおり、今後は富山県以外の地区でも同様のプランの拡大をめざす。


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