三菱地所(株)は15日、三井物産(株)と共同で、同社初となる物流施設開発事業「(仮称)辰巳三丁目開発計画」(東京都江東区)の工事に着手した。三菱地所と三井物産が共同出資する特定目的会社「辰巳三丁目開発特定目的会社」が建築主となる。
同計画は、東京メトロ「辰巳」駅徒歩約4分、首都高速湾岸線「新木場」「有明」出入口から約2kmに立地。敷地面積9,939.01平方メートル、延床面積3万1,533.50平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上5階建て。竣工予定は2012年2月。テナントには(株)ナカノ商会が入居する予定。
同社では、建築着工前にテナントを決定し要望を取り入れつつも、将来的なエンドテナントの入替えにも対応できるBuild-to-Suit型を中心とした開発手法で、今後も積極的に物流施設開発事業に取り組んでいく予定としている。