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シンガポールでの不動産開発事業に進出/積水ハウス

「ホウガン」プロジェクトの完成予想図

 積水ハウス(株)は、シンガポールを代表するディベロッパー「ファーイースト・オーガナイゼーション」(CEO:フィリップ・ンー・チー・ター氏、以下、ファーイースト)と、「フレイザーズ・センターポイント・リミテッド」(CEO:リム・エー・セン氏、以下、フレイザーズ)の2社と共同で、シンガポール中心部の「ホウガン」と「プンゴル」プロジェクトにおいて、宅地開発事業を行なうことを発表した。

 ファーイーストとフレイザーズは、シンガポールを中心にアジアや世界で事業を展開する大手ディベロッパー。積水ハウスのシンガポールへの進出は初となる。

 「ホウガン」の分譲マンション事業は、シンガポールCBDより12kmの立地で、総戸数480戸、開発地面積1万3,000平方メートル。土地取得額は約102億円、出資比率はファーイースト25%、フレイザーズ50%、積水ハウス25%。

 「プンゴル」の複合開発事業は、シンガポールCBDより約16kmの立地で、開発地面積3万平方メートル(マンション総戸数900戸、商業施設3万8,000平方メートル)。土地取得額は約664億円、土地比率はファーイースト33.4%、フレイザーズ33.3%、積水ハウス33.3%。

 両プロジェクトにおいては、自然との共生や環境に配慮した都市開発を推進し、4年後までの完成をめざす。


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