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震災後の分譲マンション、「買い時感」やや薄れる/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は28日、「マンション購入に対する意識調査結果」を公表した。同社が運営する「住まいサーフィン」で四半期単位ごとに行なっているマンション購入意向者向け調査。

 1年後の物件価格に対する意識は、「下がる」との回答が30.1%で前回調査時(2011年1月)より14.3ポイント増加し、全体の内訳としては「上がる」、「横ばい」、「下がる」がそれぞれ3分の1ずつという結果となった。一方、現在の物件購入価格(分譲価格・金利・税制含む)への意識については、「高い」(14.1%)、「安い」(31%)に対し、「どちらでもない」が54.9%と最多となった。

 「今は買い時だと思うか」との問いでは、今が「買い時」「やや買い時」の合計が45.0%と前回調査より16.0ポイント減少。買い時感がやや薄れていることが明らかになった。

 また、首都圏湾岸エリアのマンションの耐震性に関しては、「耐震性がある」「まあ耐震性がある」を合計が9割近くを占め、マンションの耐震性について評価されている結果となった。

 詳細は、同社ホームページ(http://www.a-lab.co.jp/)まで。


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