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分譲住宅事業が好調に推移、大幅な増収増益に/フジ住宅11年3月期決算

 フジ住宅(株)は6日、2011年3月期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は597億9,600万円(前年同期比23.0%増)、営業利益36億4,800万円(同70.7%増)、経常利益36億8,000万円(同73.7%増)、当期純利益20億2,700万円(同63.8%増)。

 主力の分譲住宅事業は、自由設計住宅の販売が好調に推移。受注戸数910戸(前期644戸)・受注契約高313億9,000万円(前年同期比47.9%増)と大幅に増加し、売上高も246億8,400万円(同34.4%増)、増収と利益率の高い物件引渡しを反映し営業利益も18億400万円(同449.5%増)と大幅増となった。

 住宅流通事業は、「フジホームバンク」大阪店の仕入れ・販売エリアを拡大したことなどにより売上高210億9,400万円(同25.0%増)、セグメント利益13億600万円(同11.8%増)と増収増益を確保。土地有効活用事業は、低賃料タイプの高齢者専用賃貸住宅を17棟引き渡すなど、売上高65億3,800万円(同0.5%増)、セグメント利益10億3,200万円(同0.4%増)となった。

 なお、次期(11年4月1日~12年3月31日)については、連結売上高670億円、営業利益41億5,000万円、経常利益40億円、当期純利益23億2,000万円を見込んでいる。


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