(株)アパマンショップホールディングスは、2011年9月期第2四半期決算を発表した。
今期(10年10月1日~11年3月31日)の連結売上高は225億8,400万円(前年同期比▲7.3%)、営業利益13億500万円、(同60.9%増)、経常利益6億100万円(同25.0%)、当期純損失6億8,500万円(前年同期:純利益3億1,900万円)。
当期は、不動産市況の変化の影響が大きいPI・ファンド事業について引き続き凍結。コア事業である斡旋事業およびプロパティ・マネジメント事業に経営資源を集中し、徹底した業務効率化によるコスト削減施策を実施。前年同期比で大幅な営業利益増を達成した。経常利益についても、営業利益の増加に加え、金利スワップ評価益の発生等により、前年同期比25%増となった。
しかし、有利子負債の削減を目的とした売却予定不動産のうち、売買契約締結済ならびに買付等取得済物件について、売却見込み額との差額を特別損失として計上したこと等の要因により、6億8,500万円の純損失を計上した。
通期については、売上高430億円、営業利益20億円、経常利益6億5,000万円、純損失18億円を見込んでいる。
また同社は、連結子会社である合同会社スコルピオンプロパティーズ、(有)パーキング・ソリューションズ、(有)ASNサーブの解散および清算と、建設・開発事業部門の子会社(株)AS-SZKiの事業継承のための会社分割・(株)鈴木工務店への承継を発表した。いずれも、通期連結業績に与える影響は軽微であるとしている。