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減収減益も、売上総利益率の向上で四半期ぶり黒字/アーバネットコーポ11年6月期第3四半期決算

 (株)アーバネットコーポレーションは11日、2011年6月期第3四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(10年7月1日~11年3月31日)の売上高は35億6,700万円(前年同期比▲61.3%)、営業利益1億9,300万円(同▲4.3%)、経常利益1億1,300万円(同▲0.3%)、当期純利益1億900万円(同▲3.5%)と減収減益ながら、売上高総利益率の向上で、四半期ぶりに黒字を回復した。

 主力の不動産開発販売事業は、分譲用ファミリーマンションとコンパクトマンション合計60戸、投資用ワンルームマンション5戸の販売に加え、共同事業の地位譲渡を合わせて、売上高28億9,900万円(同▲60.9%)を計上。

 不動産仕入販売事業は、前期より継続していた新築残戸ファミリーマンションの買取再販による1物件(19戸)の完売と、中古ファミリーマンションの買取再販による6物件(6戸)のエンドユーザー向け販売により、売上高6億1,400万円(同▲64.5%)。その他、不動産賃貸業等により、売上高5,200万円(同▲40.0%)を計上している。

 なお通期は、売上高60億円、営業利益3億3,000万円、経常利益1億5,000万円、純利益1億4,500万円を見込む。


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