東急ファシリティサービス(株)は12日、同社ビルマネジメント事業本部企画開発部(現:ビルマネジメント事業部事業推進部事業企画課)が、「第9回日本環境経営大賞」の「環境価値創造賞」を受賞したと発表した。
同賞は、「持続可能な社会の構築」をめざし、「環境経営の理念の発展」や「環境文化の創造」を目的に創設。あらゆる組織体の環境経営の取組みの中から優れた効果を挙げているものを表彰する制度。「環境価値創造賞」は、環境に関する製品・サービスやビジネスモデルに加え、ライフスタイルの変化につながる取組みで新たな環境価値の創造に貢献している事例を対象としている。
同社は、ビルオーナーとともに省エネルギーソリューションのビジネスモデルを構築。省エネルギー診断から最適なメニューの選定、運用改善・設備投資、ビル環境の継続的改善までをPCDAサイクルとして継続的に実施するほか、オフィス、ホテル、病院、商業施設などの省エネ診断を行ない、施設特性ごとの省エネルギー対策のノウハウを蓄積。対象施設や利用者の視点に立った提案を実施している。
また、利用者のニーズを集約しメーカーにフィードバック、よりニーズに合致した商品の提案やオーナーに対して責任ある提案をするため、自社ビルを実験棟として省エネルギーモデルビル化した。これらの取組みが評価されたもの。