（株）ゴールドクレストは12日、2011年3月期決算を発表した。
当期（10年4月1日～11年3月31日）の連結売上高は511億9,000万円（前期比11.3％増）、営業利益は26億2,100万円（同▲9.5％）、経常利益は13億3,200万円（同▲16.7％）、固定資産売却益約14億円を今期計上したことなどにより、当期純利益は16億6,600万円（同79.0％増）となった。
当期、同社は売上拡大を図ることなく、利益を見込める用地を選別して取得。都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションの供給に努めた。主力の不動産分譲事業では、「アウルタワー」（東京都豊島区）、「勝どきビュータワー」（東京都中央区）の引渡しなどにより、売上高468億5,000万円（同14.5％増）を計上。不動産賃貸事業では、売上高19億6,800万円（同▲25.4％）となった。
なお、次期については、連結売上高521億円、営業利益70億円、経常利益61億円、当期純利益35億円を見込んでいる。