(株)サンウッドは2011年3月期決算を発表した。
今期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は126億2,300万円(前期比64.6%増)、営業利益9億600万円(前期:営業損失6億2,100万円)、経常利益6億8,900万円(同:経常損失8億4,100万円)、当期純利益2億6,000万円(同:純損失8億4,600万円)。
分譲マンション販売と、一括売却契約物件の引渡しに注力し、大幅な増収を達成。利益についてはたな卸資産評価損3億1,800万円を含めた売上原価として107億5,600万円(同45.8%増)、販売費および一般管理費を9億6,000万円(同4.6%増)を計上したものの、最終黒字を実現した。
主力の不動産販売事業については、年度末に竣工した「サンウッド松濤」の一部住戸の引渡しと東京都中央区の事業用地および「鳥居坂プロジェクト」の売却により、124億3,500万円(前期比64.4%増)を計上した。
通期については、08年に不動産市況悪化に伴うリスク資産の売却等を進めた結果、次期の売上計上物件数が少なくなる見込みであることから、売上高が大幅に減少する見通しであり、売上高80億円、営業損失5億2,000万円、経常損失8億円、当期純損失8億円を見込んでいる。