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売上高前期比5%増の1,089億円余を達成/リゾートトラスト11年3月期決算

 リゾートトラスト(株)は、2011年3月期決算を発表した。

 今期(10年4月1日~11年3月31日)は連結売上高1,089億7,600万円(前期比5.1%増)、営業利益131億7,200万円(同17.7%増)、経常利益133億4,100万円(同22.2%増)、当期純利益33億円(同▲21.1%)。

 都市型会員制リゾートホテル「東京ベイコート倶楽部」の会員権販売が好調に推移したほか、高級会員制リゾートホテル「エクシブ箱根離宮」の通期稼働、「エクシブ有馬離宮」の不動産部分の売上計上などにより増収となったが、仕掛販売用不動産評価損18億500万円、減損損失26億4,400万円等の計上により減益となった。

 主力の会員権事業は、「東京ベイコート倶楽部」の会員権販売が好調に推移したものの、前年同期比で改行に伴う不動産売上一括計上額が少なかったことなどにより、売上高417億2,700万円(同▲1.1%)、営業利益71億6,200万円(同14.9%増)の減収増益。

 次期は売上高926億円、営業利益55億円、経常利益68億円、当期純利益42億円を見込んでいる。


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