不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京・小平市で全国初の「温浴エネルギーサービス」導入マンション発売/総合地所

「ルネ花小金井」完成予想図(メインエントランス)
「ルネ花小金井」モデルルーム(2LDK、専有面積75平方メートル)。家族のコミュニケーションに配慮し、キッチンからリビング、子供部屋が見渡せる開放的空間づくりがなされている

 総合地所(株)は、(株)長谷工コーポレーションと共同で、東京ガス(株)の「温浴エネルギーシステム」を導入した全国初の分譲マンション「ルネ花小金井」(東京都小平市、総戸数302戸)の販売を開始した。

 同物件は、西武新宿線「花小金井」駅徒歩14分に立地する、地上8階建てのマンション。「温浴エネルギーサービス」とは、東京ガスが建物内に出力5kWのコージェネレーションシステムを設置。水、ガス、電気を一括調達し発電。共用部等に供給するほか、発電により発生した熱で湯を沸かし、共用施設の大浴場に供給する。マンションで使用するエネルギーを一括提供することで、光熱費を2割弱、年間約3万1,000円節約できる。
 このシステムをはじめ、エコへの配慮を強化。ディスポーザー、複層ガラス、エコジョーズ、エコドア(断熱・遮音・調湿・抗菌性能を上げた居室扉)なども導入している。

 また、緑の多いロケーションから、親と子のコミュニケーション時間を増やす「子育てマンション」としての側面もアピール。大浴場やスタジオルーム、多目的ルーム、ふれあいテラスなどの共用施設を充実させ、家族のコミュニケーションをサポートしていく。

 住戸は、2LDK~4LDK、専有面積約63~98平方メートル。販売価格は2,570万~5,390万円、坪単価155万円。4月22日から事前案内を開始し、350組の来場者を集めた。5月16日に抽選された優先分譲90戸は、最高4倍・平均1.07倍で即日完売している。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら