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4月の首都圏マンション発売戸数、震災の影響で前月比約36%減/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は18日、4月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の首都圏マンション発売戸数は2,336戸(前年同月比▲27.3%、前月比▲36.6%)だった。東日本大震災による自粛で営業期間が半減、前月を3割以上下回った。

 一方、発売戸数に対する契約戸数は1,776戸で、月間契約率は76.0%(前年同月比▲3.9ポイント)と、70%台後半を維持した。1戸当たりの価格は4,663万円(同1.0%増)、1平方メートル当たり単価は67万4,000円(同8.0%増)。また、販売在庫数は4,535戸で、前月末に比べて181戸減少した。

 即日完売物件は「クレヴィア田園調布本町 1期4~7次」(東京都大田区、5戸、平均価格5,696万円、平均倍率1倍、最高倍率1倍)など、6物件29戸。20階以上の超高層物件は9物件104戸、契約率92.3%。

 なお、5月の発売戸数は5,500戸の見込み。


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