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夏季ピーク時の電力消費量15%カットに向け、自主宣言/積水ハウス

 積水ハウス(株)は19日、夏季ピーク時の電力消費15%カットに向けた取組みを積極化するための「自主宣言」を発表した。

 環境省の呼びかけに応じ、現在、喫緊の課題とされている節電対策に率先して取り組むことで、国民意識の向上、企業の節電対策の模範となるよう先駆けるべく、自主宣言したもの。

 自主宣言では、オフィス部門については、関連企業を含めたクールビズの実施、冷房温度の28度設定、減灯・消灯・OA機器の集約・待機電力機器の利用停止の徹底などを盛り込んだ。
 住宅展示場やショールームについては、5月中にLEDへの交換を完了し、電力計などを使った省エネ体験を実施する。また、オーナーには、住宅内でできる節電の取組みについてまとめたハンドブック「いえコロジー 節電+防災編」を6月上旬より配布。節電の暮らしを提案することとした。

 これらを実施することにより、工場部門では東北工場の最大電力消費が1,747kWから1,485kWへ、関東工場が5,181kWから4,404kWへと減少する見込み。また、事務所および展示場部門では、7~9月の電力消費合計を、東北電力管内102万kWhから87万kWh、東京電力管内706万kWhから600万kWhと減少させる。


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