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30周年記念事業「地域を元気に!マスター」など受賞者を発表/不動産流通近代化センター

 (財)不動産流通近代化センターは19日、創立30周年記念事業の「不動産業者の『地域を元気に!マスター』」「『未来につながる不動産コンサルティング』実現のための支援」の受賞者等を発表した。

 「地域を元気に!マスター」は、事業活動以外で社会貢献や地域貢献等「地域を元気に明るくする活動」を行なっている不動産業者(個人)を表彰し、認知度を上げることで不動産業のイメージアップを図るもの。作家・経済評論家である堺屋太一氏(審査委員長)らが審査委員として審査した。
 応募者は、2名以上の個人推薦が必要で、27名が集まった。大賞は、高橋清文氏(仙台市青葉区、(株)ハウジングメイト代表取締役)が受賞。昨年25周年を迎えた仙台市の祭典「SENDAI光のページェント」への貢献が評価された。

 「未来につながる不動産コンサルティング」は、不動産コンサルティングのノウハウを生かして新たな事業分野・手法などを開拓したビジネスモデルを対象に表彰、賞金を授与し、なかでも優れた企画に対しては事業化支援金として100万円の支援を行なうもの。審査委員は明海大学不動産学部教授の中城康彦氏(委員長)など。
 応募件数は12件。このうち「不動産信託を利用した事業スキームの構築」(提案者:(株)アンカー(群馬県桐生市)代表取締役・川口貴志氏)「一時滞在者への職・住コンサルティングによる古民家再生・地域活性化構想」(同:大阪不動産コンサルティング事業協同組合(大阪市浪速区)専務理事・荻野信義氏)など5件が「優れた企画構想」として選ばれた。

 なお、表彰式は26日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて行なわれる。

■関連ニュース:不動産流通近代化センター、創立30周年・記念事業を開始(2010/11/4)


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