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千葉・あすみが丘東で、地域生態系に配慮した戸建分譲/東急不動産

戸建分譲住宅「ブランズガーデン あすみが丘東 THE GRAND」の外観

 東急不動産(株)は28日、千葉市緑区で戸建住宅の供給を進めてきた分譲住宅地「あすみが丘東」(85ha)で、戸建分譲住宅「ブランズガーデン あすみが丘東 THE GRAND」(千葉市緑区)の第1期5棟の販売を開始する。

 「あすみが丘東」は2002年から戸建供給が進められてきた分譲住宅地でJR外房線「土気」駅徒歩25分、昭和の森公園(101ha)に隣接している。自然エネルギーを活用した戸建街区とし、同社が環境に配慮する活動としてマンション事業で先行して推進してきた「BRANZ GREEN PROJECT」の戸建事業における第1号プロジェクトとなる。

 構造は、木造2×4住宅2階建て。間取りは3LDK~4LDK。土地面積は約335~約439平方メートル、建物面積約144~183平方メートル(予定)。太陽光発電システムや太陽熱集熱器、ヒートポンプ式温水床暖房を採用している。5棟全体のCO2排出量削減は、10年間で約119tとなり、東京ドーム約18個分の森林保全効果に相当。また、太陽光発電システムを採用した区画では年間約24万円の光熱費削減につながるとしている。

 そのほか、地域の生態系にも配慮し、野鳥のための巣箱や水浴び用のバードバスを設置するなど、生物多様性にも配慮。全戸とも電気自動車に対応したほか、節水便器、節水浴槽、節水水洗、雨水貯水タンクなどの設備を採用した。販売予定価格は、5,710万円(1戸)~6,280万円(1戸)となっている。


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