大和ハウス工業(株)は24日、アメニティアドバイザー・近藤典子氏と共同開発した収納システム「しまいごこちイージークローク -進化する収納-」(以下、イージークローク)を発表した。
「イージークローク」は、従来の収納システム「しまいごこちユニット」3シリーズを集約し、機能の見直しを図ったオリジナル収納システム。
従来のシステムでは、ユニットごとの部材が異なっており、ユニット間での部材転用や追加ができず、ユーザーに個別で提案していた。新システムでは、ユニット間の部材を共通化し、暮らしに合わせて収納をカスタマイズしやすくしたほか、基本パッケージを11サイズ38バリエーションから、7サイズ17バリエーションに集約。部材を260種類から50種類に減らしたことで、従来品と比べ最大で約50%のコストダウンを実現した。
また、収納スペースの上下・左右・前後空間を最大限・最適に使いきることで、限られたスペースでの収納力を向上。さらに、棚板やハンガータイプを2.5㎝単位で自由に移動・追加することができるため、家族の成長やライフステージの変化により発生する収納の問題に合わせ、スペースを自在に変化させることができる。
同システムは、4月15日から「xevo E(ジーヴォ・イー)」「xevo YU(ジーヴォ・ユー)」「xevo CLEVA(ジーヴォクレバ)」「xevo T(ジーヴォ・ティー)」に標準採用している。販売価格は、0.75帖クローゼットタイプが2万7,000円(税込み)から、1.5帖玄関収納タイプが22万円(税込み)。なお、入居後、追加部材が必要になった際は、同社オーナー向けWEBサイト「ダイワファミリー倶楽部」から専用サイトへアクセスして申込みできる。1ヵ月1,500ユニットが販売目標。