東京大学生産技術研究所、（株）LIXIL、（株）LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーは、実験住宅「COMMAハウス（コマハウス）」を東京大学駒場IIキャンパス内に建設、8月より共同で実証実験を開始する。実験は2016年3月まで。
「COMMAハウス」は、「2020年のスマートハウス」を想定したもの。気密・断熱・耐震性能に優れた構造体に、風・光・熱をコントロールする開口部商品を組み合わせ、太陽光発電・太陽熱利用機器・省電力照明・センサーやITを活用し住宅の管理を行なうシステム「HEMS」を備える。
実験では、さまざまな条件のもとで、住宅としての快適性や各種省エネ設備の最適運転特性、建築的な手法による省エネ効果などを測定し、住宅における分散エネルギーマネジメントの実証を進めていく。
なお、LIXILグループは、今回の実証実験を通じ、2020年をめどにスマートハウスの提案、商材の提供をめざす。