（社）全日本不動協会東京都本部および不動産保証協会東京都本部は25日通常総会を開き、2011年度事業計画などを原案どおり可決・承認した。総会では、新たに37人の理事を選任。理事会の互選により、新本部長に林 直清氏（大幸住宅（株））が就任した。
11年度は、重点施策として公益社団法人への移行に伴う体制整備を挙げ、事業大綱に「組織の充実･強化」、「公益事業の推進」、「関連団体の連携の強化」などを掲げた。組織の充実強化では、新規入会500社を見込み、8,000社達成を目標に掲げたほか、10年度に引き続き、支部組織のあり方を検討、本部機構の再構築に取り組む。公益事業の推進では、相談事業の充実、会員参加による研究活動の検討促進、研修事業の充実、広報活動の充実・強化、（社）東京都不動産業関連業協会（TRA）および関連団体との連携強化を掲げた。
本部長に就任した林氏は「重点施策である公益社団法人への移行に伴う体制整備と、事業大綱に掲げた組織の充実･強化に全力を挙げて、まい進していく」などと抱負を述べた。