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首都圏新築戸建て、成約価格が4ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、2011年4月期の首都圏新築戸建住宅および中古マンションの登録・成約価格について発表した。同社の全国不動産情報ネットワークにおける登録物件(新築戸建7,818件、中古マンション1,565件)と成約物件(新築物件1,387件、中古マンション395件)の価格についてまとめたもの。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で1戸あたり3,250万円(前年同月比5.1%増)で、6ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸あたり3,177万円(同0.9%増)と4ヵ月連続のプラスとなったが、上昇率はこの4ヵ月中もっとも低かった。なお、千葉県では前年同月比8ヵ月連続の下落と軟調が続いている。

 中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸あたり2,266万円(同2.3%増)で、前年同月比で17ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸あたり2,153万円(同0.0%)で、15ヵ月続いていた前年同月比プラスがストップ。東京23区では3ヵ月ぶりに前年同期比でプラスに転じたが、神奈川県・埼玉県・千葉県で3,000万円以上の物件の成約が減少したことが響いた。


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