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大規模複合施設「新宿フロントタワー」が竣工/三菱地所ほか

新宿フロントタワーの外観

 三菱地所(株)、平和不動産(株)、キャピタランド社が東京都新宿区北新宿二丁目で開発を進めてきた大規模複合再開発プロジェクト「新宿フロントスクエア」(北新宿地区第二種市街地再開発事業1街区)の業務棟「新宿フロントタワー」が30日、竣工した。

 同物件は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅徒歩4分に立地する、事業所・商業ゾーンからなる大規模複合施設。建物は、鉄骨造地上35階、鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階建て、延床面積約9万4,000平方メートル。オイルダンパー式制震装置の採用など地域防災拠点としての役割を強化。災害時に活用するマンホールトイレ、防災備蓄倉庫等を整備する。
 5~34階の事務所部分に加え、低層部の1、2階に食品スーパーなどの商業店舗、3階にはワンフロア(約1,500平方メートル)をクリニックモールが10月以降に順次オープンする予定。4階には新事業創造フロアとして、ベンチャー企業等の支援を通じ、新事業の創造や人材交流の場を創出する。

 テナントの入居開始は2011年3月。なお、隣接する大規模免震タワーマンション「ザ・パークハウス新宿タワー」(総戸数298戸)を含めた「新宿フロントスクエア」のオープンは12年3月を予定している。


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