大学不動産連盟は1日、2011年度総会を開催し、10年度の活動報告と理事長交代式などを行なった。
同連盟の理事長は正会員校による輪番制で、任期は1年。不動産建設桜門会(日本大学)会長・山口昭夫氏((株)フィルツ都市建築設計代表取締役)に代わり、建設不動産燈法会(法政大学)代表理事会長の池田 亘氏((有)丸万代表)が就任した。
前理事長の山口氏は「10年度は、新たに明治学院大と東海大がオブザーバー校に加わり、連盟の規模や活動の方向性にかかわる議論が始まり、地域会を設立しやすいように規約も改正した」などと挨拶。一方、新理事長の池田氏は、「加盟校が15大学となるなど、ますます規模が大きくなっている。今後1年は会員の意見を反映しなながら、連盟の方向付けを念頭に活動していきたい」と抱負を語った。
同連盟は1999年に「不動産5大学合同懇親会」としてスタートし、現在は正会員校の慶応義塾、早稲田、明治、中央、青山学院、日本、法政、立教、同志社、横浜商科、上智、東洋と、オブザーバー校の専修、明治学院、東海の計15大学の不動産会が加盟。各大学の相互親睦を図るとともに、社会や母校への貢献を目的に、不動産事業などに関する情報交換、研修活動などを行なっている。