東日本ハウス(株)は3日、2011年10月期第2四半期(10年11月1日~11年4月30日)および11年10月期通期(10年11月1日~11年10月31日)の業績予想を修正した。
修正後の業績予想は、第2四半期が連結売上高170億9,000万円(前回発表との増減比▲8.3%)、営業利益▲9億2,000万円(前回発表比▲3億2,000万円)、経常利益12億3,000万円(同▲2億5,000万円)、四半期純利益14億3,000万円(同▲1億3,000万円)。通期では、連結売上高475億円(前回発表との増減比▲6.5%)、営業利益36億8,000万円(同▲18.2%)、経常利益29億9,000万円(同▲20.9%)、当期純利益25億7,000万円(同▲20.9%)。
第2四半期は、連結子会社の(株)ホテル東日本において東日本大震災による休業期間の発生および観光客の減少で売上高が予想を下回ったことから利益も予測を下回る見込みとなったもの。
通期では、住宅事業において震災の応急仮設住宅需要およびリフォーム需要が見込まれるものの、資材等の供給不足などの不安要素があること、ホテル事業でも震災による休業期間の発生に加え、観光客の減少が続く懸念があることから売上高、利益ともに前回予想を下回る見込みであるとした。