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東京・武蔵野市で、太陽光発電システムとガス給湯器リモコン組み合わせた分譲マンション販売/サンケイビルほか

分譲マンション「ルフォン井の頭公園」外観イメージ

 (株)サンケイビルは、戸別太陽光発電システムと発電量などの表示が可能なガス給湯器リモコン「エネルックリモコン」の組合せを日本で初めて採用した分譲マンション「ルフォン井の頭公園」(東京都武蔵野市、総戸数33戸)を7月中旬から発売する。

 同物件は、JR中央線「三鷹」駅から徒歩10分に立地する、地上3階地下1階建てのマンション。間取りは3LDK~3LDK+DEN、専用面積は68~82平方メートル。

 「戸別太陽光発電システム」は、JX日鉱日石エネルギー(株)(東京都千代田区、社長:木村 康氏、以下、JXエネルギー)が開発した「パワーコンディショナ」(太陽光発電システムで発電した直流電力を家庭用の交流電力に変換する機器)を採用し、住戸ごとの太陽光発電システム導入を可能としたもの。屋上に1戸当たり6枚(1.29kW相当)の太陽光パネルを設置し、発電した電力は各住戸に供給する。各住戸は、余った電気を直接電力会社へ売電することが可能。JXエネルギーでは、今回が7棟目の新築マンションでの採用となる。

 「エネルックリモコン」は、東京ガス(株)が販売しているガス給湯器リモコンで、家庭のエネルギーの使用量、料金目安、CO2排出量などを表示する機能を備えている。今回採用されたものは、太陽光発電システムによる発電量、売買電力量などの表示も可能。

 販売価格は未定で、竣工時期は2012年2月下旬の予定。


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