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1口当たり分配金は3,770円/SPI 11年4月期決算

 スターツプロシード投資法人(SPI)は1日、2011年4月期決算を発表した。

 当期(10年11月1日~11年4月30日)は、営業収益15億3,300万円(前期比0.9%増)、営業利益7億700万円(同▲0.3%)、経常利益4億800万円(同16.4%増)、当期純利益4億700万円(同16.5%増)、1口当たり分配金は3,770円(前期3,236円)。

 当期は、新たな資産の取得は行なわず、内部成長に注力。各運用資産の入居者の入替わり時における空室期間の短縮化を図ったほか、築年数が経過した物件は原状回復工事に留まらない内装工事を実施し、物件のバリューアップに尽力した。これらの結果、ポートフォリオ全体の稼働率は約97%で推移し、安定的な稼働状況を達成した。
 なお、東日本大震災による運用資産への被害は軽微なものにとどまり、また当期収益への影響はなかった。
 
 次期は、営業収益15億2,000万円、営業利益6億7,800万円、経常利益4億200万円、当期純利益4億100万円、1口当たり分配金3,720円を見込む。


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