アパホテル（株）は22日、「アパホテル＜新橋御成門＞」（東京都港区、客室数153室）と「アパホテル＜人形町駅北＞」（東京都中央区、客室数206室）を同時開業した。同社は2010年4月、日本の中心である皇居を取り巻く東京都心3区（千代田区、港区、中央区）を中心にホテル保有棟数ナンバー1をめざす中期5ヵ年計画「SUMMIT5」を始動。今回開業した2つのホテルは、第5・6弾となるもの。
「アパホテル＜新橋御成門＞」は、JR「新橋」駅徒歩7分に位置。鉄骨造（一部鉄骨鉄筋コンクリート造）地上15階建て。シングル125室、ダブル27室、デラックスツイン1室。
「アパホテル＜人形町駅北＞」は、東京メトロ・都営浅草線「人形町」駅徒歩2分に位置する鉄骨造地上11階建て。シングル156室、ダブル49室、デラックスツイン1室。
両ホテルとも、館内外の照明は全面的にLEDを採用。併せて、ガスヒートポンプエアコンの導入による電気使用量の削減など、エコへの取組みを充実させている。また、米国シェアナンバー1のシーリー社と共同開発した「アパオリジナルベッド」や、32型大型液晶テレビも標準装備した。
いずれも、オープン記念特別価格を設定。＜新橋御成門＞は、シングル通常料金1万4,000円（税サ込）～のところ7,800円（同）～、ダブル通常料金1万8,000円（同）のところ8,800円（同）～。＜人形町駅北＞は、シングル通常料金1万2,000円（同）のところ6,800円（同）～、ダブル通常料金1万6,000円（同）のところ7,800円（同）～で宿泊できる。
同日会見した同グループ代表の元谷 外志雄氏は「都心部では新築のホテルを開業し、地方ではアパホテル基準を満たしたパートナーホテルでネットワークを広げ、会員が全国どこででもポイントを享受できるよう規模を拡大していきたい。国内の足固めが終了したら、海外進出も視野に入れていく」などと挨拶した。
続いて、アパホテル（株）代表取締役社長の元谷 芙美子氏が「企業として一番大切なのは社会貢献。人に優しい、お客さまに優しいホテルをめざし、従業員の結束をよりいっそう固めて日々の経営に邁進していきたい」などと述べた。