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湘南の大型商業施設「湘南辻堂プロジェクト」、テナント発表/住友商事、住商アーバン開発

「湘南ヴィレッジ(仮称)」完成パース

 住友商事(株)と住商アーバン開発(株)はこの度、神奈川県藤沢市で開発中の大型商業施設「湘南辻堂プロジェクト」の導入店舗が決定したと発表した。

 同プロジェクトは、JR「辻堂」駅北口周辺地区都市再生事業である「湘南C-X(シークロス)」の複合都市機能ゾーンにおいて、住友商事とGICリアルエステート(シンガポール政府不動産投資公社、社長:シーク・ニー・ホアット氏)が共同で開発を進めている大型商業施設。総店舗数約280店と、湘南地域でも最大級規模となる。
 開発コンセプトを「湘南ライフコア~豊かで落ち着いた毎日~」とし、湘南エリアに住む高感度層を中心とした幅広い世代に、郊外の快適性と都市の利便性を併せ持った、湘南らしい豊かで落ち着いた上質な毎日を提供していく。

 建物は地上4階建て(一部5階建て)。敷地面積は約5万9,150平方メートル、延床面積は約17万平方メートル。「湘南みどりの丘」を環境デザインコンセプトとし、広い空や海、風を感じることができる建築とし、緑、光、風を融合させ、来訪者に憩いや潤い、和みなどを提供していく。
 また、JR「辻堂」駅と2階のアーケード型デッキで直結しているため、雨天時にもぬれずに訪れることができる。

 今回の出店では、ファッション・雑貨・家電・シネマコンプレックスなどからなる核店舗に、新たにスウェーデン生まれのファッション店「エイチ・アンド・エム」を導入。湘南エリアでは初の出店。
 また、地元色のあるショップが路面店感覚で並ぶ「湘南ヴィレッジ(仮称)」には、神奈川初出店となるファッション店「ロンハーマン」、ハワイアングッズ等を扱う「フラレフア」など7店舗が、施設3階に位置する湘南エリアのグルメを集めたフードコート「湘南スタイルフードコート(仮称)」には、和スイーツを扱う「KUGENUMA SHIMIZU」やアイスクリームショップ「プレンティーズ」など6店舗が出店する。


 開業は2011年11月の予定。


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