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リフォームに関する相談件数、前年度の1.5倍超に/住宅リフォーム紛争処理支援センター

 (財)住宅リフォーム紛争処理支援センターは23日、2010年度の住宅相談状況を発表した。

 同センターが行なっている電話相談「住まいるダイヤル」で受け付けた相談件数は、住宅エコポイントに関する相談の減少で2万75件と前年度比13.5%減少した。しかし、「新築住宅の不具合等相談」は前年比45%増加し、「リフォームに関する相談」は同57%と高い伸びとなった。相談のうち不具合や契約上のトラブルが発生している件数も、9,102件(前年度比42.6%増)と急増している。

 同年度の不具合に係る相談の部位別シェアをみると、戸建住宅はトップが「屋根からの雨漏り」で6.7%。以下、「外壁のひび割れ」(5.5%)、「外壁からの雨漏り」(4.7%)と続いた。一方、共同住宅では「外壁のはがれ」(4.6%)をトップに、「内壁のひびわれ」「給水・給湯配管」(4.5%)、「床の変形」(4.3%)と続き、戸建でトップの「屋根からの雨漏り」は5位(3.9%)にとどまっている。


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