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グループ社員2名が第53次南極地域観測隊に参加/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)は27日、グループ社員である2名が、第53次南極地域観測隊員に選ばれたと発表した。

 7月から大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、極地研究所)の所員として活動し、11月に昭和基地に向けて出発する。今回で同社グループからの南極地域観測隊参加は累計13名で、第51次から3次連続となる。

 南極地域観測は、南極条約にもとづき、国際協力のもと国が実施する事業の一つ。
 1957年以来半世紀にわたって実施され、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学など広範囲の分野で研究活動が行なわれている。この観測に携わる隊員は、夏隊と越冬隊に分かれ、研究観測や定常観測などを担当する観測系の隊員と、基地の設備や生活の維持を担当する設営系の隊員で構成される。
 同社グループからは、第53次南極地域観測越冬隊員に堀川秀昭氏、同夏隊員に井熊英治氏が選ばれ、極地研究所に出向し、所員として隊員活動に参加する。
 両者は、基地の設備や生活の維持を担当する設営系の隊員として、蓄電池室や風力発電制御室などを設けた大型建築物であり来年完成予定の「自然エネルギー棟」の建設や、居住棟など施設の改修を担当する。


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