(株)東京証券取引所は28日、既存マンション(中古マンション)の価格水準の動向を表した4月度の「東証住宅価格指数」を公表した。東日本大震災の影響が反映された初の指数となる。
同月度の価格指数は、2000年1月を100とした場合の1都3県を総合した価格指数が82.16(前月比▲0.88%、前年同月比▲0.91%)と、前月比が3ヵ月連続マイナス、前年比でも6ヵ月ぶりのマイナスとなった。
都県別では、東京が86.11(同▲1.48%、同▲1.31%)、神奈川81.80(同0.46%アップ、同▲0.60%)、千葉73.39(同▲0.95%、同2.11%アップ)、埼玉69.44(同▲0.25%、同▲1.87%)。前月比では、神奈川県だけ指数がアップした。